ヒトに必須な栄養素「ビタミン」について

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ヒトに必須な栄養素「ビタミン」について

水素と健康の雑学

2019/03/10 ヒトに必須な栄養素「ビタミン」について

今日は、皆さんもよくご存知の「ビタミン」という栄養素について記してみたいと思います。

抗酸化物質とも云われるビタミン類は、その必要量をわたしたち自身では作り出せないため、絶対的に外部から摂取するしか方法がありません。

 

たとえば、栄養素(正常な生命活動維持のために体内に取り入れる物質)には、糖質、タンパク質、脂質、無機質(ミネラル)およびビタミンがあります。ヒトの体は細胞から成っていますが、その細胞は水、無機質以外はさまざまな有機化合物からできており、食物として摂取された栄養素が消化により一旦分解された後、吸収され、細胞の中でそれぞれ特有の必要な化合物が合成されます。ところが、体の中で新たにつくることができない有機化合物で、しかも生命に必須な微量化合物があります。それがビタミンと呼ばれる化合物で,必ず摂取されなければなりません。

 

ビタミンは、「微量で体内の代謝に重要な働きをしているにもかかわらず自分でつくることができない化合物」と定義されています。一般に 13 種類の化合物がビタミンと呼ばれています。
ヒト以外の哺乳動物もおおむねビタミンを自分でつくることができませんが、植物、微生物はビタミンをつくる能力を持っていることが多く知られています。

したがって、ビタミンは食物として摂取される以外に、腸内細菌によってつくられてその必要量の一部として供給されるビタミンもあります。それらのビタミンの欠乏症は比較的起こりにくくなります。
最近では、ビタミン様作用をしめす化合物および無機質などもビタミンに準じて考えられており、バイオファクターと呼ばれています。ホルモンも微量で作用する化合物ですが、体内でつくられます。
ビタミン(vitamin)という名前は、1912 年にビタミン B1が発見された時に、生命(vital)に必要な、そして、窒素を含むアミン化合物(amine)という意味でつけられました。その後、いろいろなビタミンが発見されアミンではない化合物も少なくありませんが、ビタミンと呼ばれ、英語では vitamin と表します。
ビタミンには、水に溶ける水溶性ビタミンと水に溶けないで油脂に溶ける脂溶性ビタミンとがあります。

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