「水を飲むと痩せる」というのは事実?

株式会社 水科学

0120-299-144

〒334-0013 埼玉県川口市南鳩ヶ谷7丁目29-18-1F

[ 営業時間 ] 9:00〜18:00 [ 定休日 ] 日曜・祝日

水の背景

「水を飲むと痩せる」というのは事実?

水素と健康の雑学

2018/05/25 「水を飲むと痩せる」というのは事実?

水を飲むだけでやせられるなんて、ウソみたいなお話しですが、結論から申し上げると「事実」です。
但し、ここで書いている「水」というのは、決して『「水素水」や「還元水素水」または「アルカリイオン水」などを飲めば痩せられる』と申し上げているわけではありません。あくまでも『飲む「水」の量を増やすことによって痩身作用が得られる』という研究結果があることを指しています。

 

水を飲むだけで、なぜ痩せられるのかについては、アメリカの医学博士バトマンゲリジ氏、そして日本でも有名な新谷教授が説いています。

 

【新谷教授の説からの抜粋】
shinya_300
水を飲むことでなぜやせられるのかというと、交感神経が刺激され、エネルギー代謝が活発になり、消費カロリーが増すからです。交感神経が興奮するということはアドレナリンが分泌されるということです。アドレナリンは、脂肪組織の中にあるホルモン感受性リパーゼを活性化させて中性脂肪をグリセロールに分解し、蓄えられていた脂肪を燃焼しやすい形にします。

 

水を飲むとカロリーの消費がどれくらい増えるのかという実験が報告されていますが、それによると、500ccの水を1日3回きちんと飲みつづけると、カロリーの消費量が約30%も増えたといいます。しかも水を飲んだあと30分前後で、カロリーの燃焼率がピークを迎えるというのです。

 

このことからも、よい水を毎日1500cc程度飲む習慣は余分な脂肪をため込んでいることの多い現代人にとって非常に望ましいことだといえるのです。

 

では、どのような水を飲めばその効果がもっとも高くなるのでしょう。
これも実験結果が報告されているのですが、ポイントは体温よりも低い温度の水を飲むということです。この実験では20℃前後の冷水でカロリーの消費量を増すことができるという結果が出ています。

 

冷たい水がいい理由は、体内に入った水が体温と同じ温度に温められるのに、相当量のエネルギーが使われるからです。

 

人間の体は、体温がつねに一定になるようにさまざまな機能が備わっています。たとえば、寒い冬の朝に、トイレに行って排尿するとブルブルッと震えがきます。膀胱の中にたまっていた温かい尿が一気になくなったために、失われたカロリーを少しでも早く回復させるために起こる「震え」です。

 

冷たい水を飲んだときも、体はさまざまな方法で、少しでも早く水を加熱し、体温と同じレベルにもっていこうとします。じつは、水を飲むと交感神経が刺激されるのも、体温を上げるエネルギーを作り出すためのシステムの一環なのです。

 

しかし、消費エネルギーを増やそうと、氷水のような水を飲むことはかえって逆効果です。冷たすぎる水は、体を一気に冷やしてしまうので、下痢や体調不良のもととなってしまうからです。

 

最近は平熱が35度台という「低体温症」の人が、若い人を中心に増えてきていますが、体温の低下は体にさまざまな悪影響をおよぼします。健康な人の平熱は36.5度前後、これが一度下がると新陳代謝は約50%も落ちるといわれています。さらに、ガン細胞がもっとも増殖しやすいのも、体温が35度台のときですが、これはエンザイムの働きが鈍くなり免疫機能が低下するためと考えられます。エンザイムは体温が高いほうが働きが活発になるからです。

 

ですから、体全体のことを考えれば、夏場でなければ、飲み水の温度は20度前後にとどめておいたほうが安全だと云えます。

TOP