水素水を選ぶときの注意点(3)

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水素水を選ぶときの注意点(3)

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2018/05/19 水素水を選ぶときの注意点(3)

 

弱アルカリ性の還元水素水を生成する製品の場合、「酸性水」をほとんど生成しないタイプの製品は「還元水素水」側の水質を犠牲にしています。

 

当社で取り扱いのあるケアウォーターシリーズ(水道直結型還元水素水生成器)のように、還元水素水を生成するとき副産物的に酸性水も生成してしまうというウィークポイントがあります。昨今、こうした製品の中に「酸性水をほとんど生成しない」というタイプの製品を多く見受けるようになりました。

 

「健康のため」という目的で還元水素水生成器をお考えの皆さまには、是非ここで覚えておいて頂きたいことがあります。

 

約30年も前の製品(当時はアルカリイオン整水器と呼ばれていました)では、還元水素水と酸性水の割り合いが1対1でした。

当時、消費者の皆さまからは「半分も捨て水が作られるなんて、とってももったいないですよね」というお声を頂戴していました。消費者の皆さまのこうしたお声に応えるべく、各メーカーは酸性水の生成率を縮めることに取り組みましたが、実は、意外にも簡単な技術だったのです。2対1、5対1、9対1等々、または酸性水をまったく生成しないで還元水素水100%にすることも簡単なでした。

 

しかし、1つだけ重要な問題がありました。

 

 酸性水の生成率を縮めれば縮めるほど、還元水素水側の水質が低下してしまうのです。

もっと解かりやすく申し上げれば、高水質な還元水素水を生成したいなら、還元水素水側の生成率を縮め、酸性水側の生成率を多くすればより高水質な還元水素水が生成出来るのです。

 

もちろん、このエコ時代に逆行するような、そんな製品を開発する勇気あるメーカーは現れませんが、この問題が大きくはだかったのです。
水質を低下させることなく酸性水の生成率を縮める比率としては、2対1までが限界です。

還元水素水と酸性水の生成率を2対1までに抑えているメーカーが多いのはこの理由からなのです。要するに、2対1に抑えているメーカーは水質にこだわりをもっているメーカーとお考え頂いて宜しいでしょう。

 

逆に、酸性水を縮めるだけ縮めているメーカーは、水質よりも売り易さなどのアピールポイント(捨て水が少ない)に注力したメーカーの姿だと受け止めて宜しいでしょう。

 

もちろん、高水質にこだわって製品をお選びされるも、酸性水の生成率が少ない製品をお選びされるも、それぞれ消費者の皆さまのご自由です。

 

しかし、還元水素水生成器をお考えの目的が「健康のため」というお客様には「2対1」にとどめているメーカーの製品をおすすめします。

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